ツール依存症
高名なMac向けGTDツールであるOmniforcusを買ってみました。
まぁ結論から言うと期待はずれかなって感じです。
このソフトの基本思想として
全てのタスクはINBOXかプロジェクトに属す
というのが有るんですが、この辺が少しGTDの原則から外れてるかなーと思います。
タスクマネージャーとしては優秀なんですけどね。
愚直に原則に従って猫も杓子もセシウムもINBOXに突っ込んでる我が身としては、『プロジェクトではないもの』を入れておく箱がどうしても欲しくなるという。
Omniforcusはプロジェクトが3種類あって、その中の『単独アクション』というのがこの辺を一応カバーをしています。
単独アクションのプロジェクトって要は『タスクの集合』なのでプロジェクトではないんですけど、こいつを使えばプロジェクトに属さないタスクはコントロールできるかなと。
ただそれ以外はなかなか管理するのはやりにくいですね。
それ以外というのは
- 『いつか/たぶん』
- 高度2000m以上の視点
いつか、多分に関しては要はやるべきではない情報なんで直ちに人体に影響はないんですが後々やるべきことに変化したり、ボトムアップで高い視点を得るときに役に立ちます。なので週に一度ぐらいレビューすべきなので専用の箱を用意して投げ込んどいてあげたいんですが、入れる場所がない。対策としては先の単独アクション型プロジェクトで囲ってあげてレビュー日まで先延ばし扱いしてあげることで解決可能。
他にも色んな人は色んな形で導入しているようです。
2000m以上の高度のタスクというのは端的にいうと目標とかなんだかんだで、プロジェクトの上位の概念なのですが、フォルダとは少し違うんでうね。。。
あと個人的にネスト深くするのは嫌いなのでフォルダは使わないことにしました。
これは私見なのですが、人間が一度に理解できる階層は3つが限度だと思っています。
アクションとプロジェクト、 あと仕事とプライベートの区別で3階層です。
これ以上深くしてもアクションが見えなくなるので必要なときにゆっくり腰を据えて処理すべきです。
まぁ今回のオチとしましては、ツールはツールであるがゆえに単なるツールでしか無いということでしょうか。手段は提供してくれるがどう運用するかは使う人次第という当たり前の結論で締めようと思います。