ブラック企業一覧が完成したようです
知らない間に厚労省のデータをいい感じに見やすくした『ブラック・ブラック企業』というサイトができたようです。
地味な黒ベースのサイトですがデザインがスッキリしていて個人的には好きです。
地域別に調べることが出来るので就活生は是非参考にしてください。
http://structure-and-representation.com/works/blackCorporate/
まだまだ有名ではなく「ブラック・ブラック企業」で検索しても全然見つからず。
以下のニュース記事からリンクを辿って閲覧しました。 structure-and-representation.com
※ちなみに「ブラック・ブラック企業 Structure and Representation」までいれると検索にかかりました。 ブラック・ブラック企業 Structure and Representation - Google 検索
ブラック企業ネタは最近地味に盛り上がって来てるので、その辺でビジネスできたら儲かりそうな気がしますね。
前職にいた頃のサービス残業を暗に指示するメールも密かに保管したままなので、どこか買い取ってくれませんかね?笑
ついでにいうと希望して取得できなかった約20日分の有給も買い取ってほしいですね。
まぁ過ぎたことは仕方ないとして、なにか楽しいことをビジネスにできたらなぁと思う今日このごろです。
といってもそう簡単にうまい話は転がってるわけがないのですが。
なんでも良いからやってみる、と言うのは大事かなぁと思って色々思索しています。
PyCharmでunittestが実行できない
Python3をインストールしたので早速IDEでTDD回して気前よく開発を始めようと思ったのですが、派手にころんだのでまとめます。
迷子の迷子のテストさん
まず始めに作った階層はJavaに似せてこんな感じ。
auto-trade/ +- main +- __init__.py +- DailyPrice.py +- tests +- __init__.py +- TestDailyDrice.py
__init__.py
というファイルを置くとパッケージとして認識されるそうな
その結果こんなエラーが
ModuleNotFoundError: No module named '/Users/ksilver/PycharmProjects/auto-trade/test/TestDailyDrice'
なんだこれは、テストでコケるならまだしもモジュールが見つからない???
実行環境おかしいんじゃね?
とりあえずIDEの設定を確認しようそうしよう。
Projectの設定はProjectを右クリックしたメニューから……無いじゃん!!!
仕方なくPrefereneceから辿って設定に行き着きました。
もうちょっとマシな辿り着き方ないんですかね。。。。
設定を見ても正しくPython3.6が指定されている模様。
コマンドで叩いてみる
ググったら良い記事が合ったので採用
これをもとにコマンドを叩いてみます。(たんたかたーん)
kMBA:auto-trade ksilver$ python3 -m unittest tests.TestDailyPrice E ====================================================================== ERROR: TestDailyPrice (unittest.loader._FailedTest) ---------------------------------------------------------------------- ImportError: Failed to import test module: TestDailyPrice Traceback (most recent call last): File "/usr/local/Cellar/python3/3.6.2/Frameworks/Python.framework/Versions/3.6/lib/python3.6/unittest/loader.py", line 153, in loadTestsFromName module = __import__(module_name) ModuleNotFoundError: No module named 'tests.TestDailyPrice' ---------------------------------------------------------------------- Ran 1 test in 0.000s FAILED (errors=1)
なんだろう、怒られてしまいましたぞ。
そんなモジュールねぇってさ。わけがわからないよ
本家を参照してみる
これは一旦本家ドキュメントに立ち返るしか無い
26.4. unittest — ユニットテストフレームワーク — Python 3.6.1 ドキュメント
ファイルもルート直下に移動してテストコードをコピーして実行
kMBA:auto-trade ksilver$ python3 -m unittest TestDailyDrice.py ... ---------------------------------------------------------------------- Ran 3 tests in 0.000s OK
おおお動いた!!!
しかしPyCharmでは相変わらず動かない。
PyCharmで動かないのはなぜ?
実行ログをを良く確認する。
FAILED (errors=1) Launching unittests with arguments python -m unittest /Users/ksilver/PycharmProjects/auto-trade/TestDailyDrice.py in /Users/ksilver/PycharmProjects/auto-trade/main
ん?実行ディレクトリがなんかおかしくね?なんでmainで実行してるんだ?
一旦全てのディレクトリを消し去って構成をフラットにしてリトライすると実行すらできませんでした。
Error running Unittests in TestDailyDrice.py: Cannot start process, the working directory '/Users/ksilver/PycharmProjects/auto-trade/main' does not exist
なんか勝手にworking directoryと言うものが設定されているようです。
しゃーなしなので全ファイルをmain直下に移して実行するとうまくいきました。
結論
PyCharmではプロジェクト直下にソースコードを置いてはいけないようです。
次のような構成にしたらうまく動きますよ。というお話
root/ +- main/ +- product.py +- test/ +- test_code.py
Python3をインストールしてみました
技術メモ
Macにpyenvでpython3を入れようとしたら失敗しました。
色々やってみましたが全然うまく行かなかったので記録に残しておきます。
pyenvを入れようとして失敗
kMBA:work ksilver$ pyenv install 3.6.2 Downloading Python-3.6.2.tar.xz... -> https://www.python.org/ftp/python/3.6.2/Python-3.6.2.tar.xz Installing Python-3.6.2... BUILD FAILED (OS X 10.12.5 using python-build 20160602) Inspect or clean up the working tree at /var/folders/b2/s70h2rk10q3g959t0y6mwdnm0000gn/T/python-build.20170722122727.33068 Results logged to /var/folders/b2/s70h2rk10q3g959t0y6mwdnm0000gn/T/python-build.20170722122727.33068.log Last 10 log lines: File "/private/var/folders/b2/s70h2rk10q3g959t0y6mwdnm0000gn/T/python-build.20170722122727.33068/Python-3.6.2/Lib/ensurepip/__main__.py", line 4, in <module> ensurepip._main() File "/private/var/folders/b2/s70h2rk10q3g959t0y6mwdnm0000gn/T/python-build.20170722122727.33068/Python-3.6.2/Lib/ensurepip/__init__.py", line 189, in _main default_pip=args.default_pip, File "/private/var/folders/b2/s70h2rk10q3g959t0y6mwdnm0000gn/T/python-build.20170722122727.33068/Python-3.6.2/Lib/ensurepip/__init__.py", line 102, in bootstrap _run_pip(args + [p[0] for p in _PROJECTS], additional_paths) File "/private/var/folders/b2/s70h2rk10q3g959t0y6mwdnm0000gn/T/python-build.20170722122727.33068/Python-3.6.2/Lib/ensurepip/__init__.py", line 27, in _run_pip import pip zipimport.ZipImportError: can't decompress data; zlib not available make: *** [install] Error 1
記事があったのでリンクを張っておきます qiita.com
上記の記事で試してもうまくいかなかったためpyenvは一旦忘れることにしました。
homebrewでpython3をインストール
brew installであっさりインストール完了
ここまでの苦労は何だったのか。。。
PIPが動かない
続いてPIPを動かそうとしたら
kMBA:~ ksilver$ pip -bash: pip: command not found
なるほど、ちゃんとインストールしないとね
kMBA:~ ksilver$ brew install pip Error: No available formula with the name "pip" Homebrew provides pip via: `brew install python`. However you will then have two Pythons installed on your Mac, so alternatively you can install pip via the instructions at: https://pip.readthedocs.io/en/stable/installing/ kMBA:~ ksilver$
Macには既存のPython2が入っているためbrewではなくインストールガイドに従えとのこと。
kMBA:~ ksilver$ python3 get-pip.py Requirement already up-to-date: pip in /usr/local/lib/python3.6/site-packages kMBA:~ ksilver$
・・・・・えーなんでーあるって言われる事件
犯人探し
Pythonの情報を確認
kMBA:~ ksilver$ which python3 /usr/local/bin/python3
kMBA:~ ksilver$ python3 --version Python 3.6.2
/usr/local/lib/python3.6/site-packages の参照は正しそうな気がする。。。
kMBA:~ ksilver$ ls /usr/local/lib/python3.6/site-packages/pip __init__.py _vendor cmdoptions.py download.py locations.py pep425tags.py utils __main__.py basecommand.py commands exceptions.py models req vcs __pycache__ baseparser.py compat index.py operations status_codes.py wheel.py kMBA:~ ksilver$
おるやん。。。。
何故かパスが通ってないのかなぁ
ここで閃き
kMBA:~ ksilver$ pip3 Usage: pip <command> [options] Commands: ...
しょうもないミスでした。
いやぁお騒がせしました。
TDD bootcampに行ってきました
TDD、なんて甘美で素晴らしい響きなんでしょうか。 というわけで7/1に大阪で開催されたTDD Bootcampの感想を書きたいと思います。
TDDとは
テスト駆動開発のこと….わからん まずテストコードを書いてから、プロダクトコードを書きましょうという思想。 テストファーストだとか言わます。 詳細はぐぐってください。
TDD Bootcampは座学と実習を通してTDDの入門学習を行う集まりです。
品質テスト≠開発テスト
テストと聞くとプロダクトのリリース前に行うテストをイメージします。
しかし、これら品質の確認の為のテストとTDDで扱うテストは別物のようです。
ここを勘違いするとTDDの説明を聞いてもしっくりこないと思います。
TDDで扱うテストはプログラマが安心してコーディングを行うためのものです。
プログラマが安心するためにテストコードは2つの役割があるのだなと思いました。
テストコード=ゴールへの道標
TDDはRed → Green → Refancoringのサイクルで回します。
TDDの最大の特徴は、まず失敗するテストを追加して(Red)からプロダクトコードを追加/修正する(Green)という点です。
『Assert First』などとも呼ばれるこの原則はテストコードは道標の役割を持ちます。
作りたい製品にたいして、さしあたって達成すべきチェックポイント、それをテストコードという明確な形で見える化する。
目標達成におけるKPIに近い考え方だと私は思います。
遠すぎるゴールに対してチェックポイントを置いていくことで道を見失わないようにする。
様々な分野で見受けられるこのベストプラクティスはコーディングの世界にも通じるようです。
進むべき道先を照らすことでプログラマは安心して機能を追加する(攻める)事ができます。
テストコード=デグレ検出器
プログラマにとってシステムダウンの次に怖いのはデグレ。
即ち、プログラムの変更により今まで使えていた他の機能が使えなくなること。
そもそもゴミコードがゴミのまま放置されるのは、
- 「動いてるコードを触って壊れたら心配」
- 「ゴミだけどとりあえず動いてるからそっとしておこう」
という保守的な考えによるもの。
TDDのテストコードは一度書くとユーザーが消すまでこまめに実行され続けます。
これによりデグレを起こしたら直ちに検出できる(守れる)ようになります。
デグレにすぐに気付ける体制があって初めて安心してリファクタリングをすることができます。
まとめ
TDDはテスト駆動と銘打っていますが、動くチェックリストという方が近い感覚です。
高度な自動化技術やJUnitなどのライブラリが目立ちますが、それは手間を省く周辺技術で、本質的には誰でも導入できるものです。
高度な技術的手法というより堅実な仕事の進め方と考えたほうが良いでしょう。
ちょっと気軽にTDD始めてみませんか?
転職レポート:大手SIを辞めてWeb系へ
最近暑くなりましたね。
さて先日転職先での試用期間が終わり正式に無期契約社員となりました。
その辺のお話を書いてみようかなぁと思います。
ちなみに似たような記事があったのでここに貼っておきます。
なんで辞めたの?
新卒で入った4年弱努めたNECソリューションイノベーターを辞めました。
理由は色々あるんですが主なものは次の3つかと思います。
- 技術的に成長できない
- 残業時間が多い
- 慢性的なパワハラ
そんなこんなで嫌気が指して、ちょっと他の会社も見てみるかぁと軽いノリで転職エージェントを訪れたところ、トントン拍子で話が進み2ヶ月で内定取って辞めました。
悪かったこと
給料が下がった
まぁこれはありがちな話。 会社を移ることで給与が上がることは稀です。 と言っても前職は残業代ブーストがかかっていたので単に下がったと言っても微妙なところ。 現職は裁量労働制で残業代込み込みですが殆ど定時で帰れています。
3月の給与が殆ど無かった
これは事務手続き上の問題ですが、住民税が一括支払いになったため給与と相殺されてなくなってしまいました。 後で調べたら普通は選択出来るそうです。 なんだかなぁ…..
有給20日分を失った
辞める前に有給を取るつもりでしたが拒否されました☆
まぁ早く新しい職場で働きたかったので1ヶ月半しか用意しなかったのも有ると思います。
もとから有給は捨てるのが当たり前な風土だったので年間8日ぐらい(夏期休暇含む)しか使えなかったんですけどね。
先輩はどうせ有休取れないと開き直って遅刻しまくって午前休を当てていました。
賢いんだかなんなんだか……
退職金が殆どもらえなかった
3年間努めた人の平均退職金は20万円だそうです。
4年弱努めた私の退職金は……20975円
まじかよ。
良かったこと
残業が減った
前職は多い時で月80時間ぐらい、月平均だと30時間ぐらいでした。
ちなみに目標設定面談の時に月30時間は頑張らないとなぁみたいなことを言っていたので、「頑張る=長く働く」のようです。
だいたいみんな21時頃まで働いていたので裏定時と呼んでいました。
現職では月5時間程度です。
単月45時間を超える人は殆どいないそうです。
サビ残が無くなった
前職は残業時間帯に2回休憩時間がありました。
まぁ本当であれば休まないといけないんですが「終わってないのにどこいくねん」という圧力がありました。
働いていてもシステムによって休憩時間に割り当てられるため事実上のサービス残業タイムになっていました。
さすがにアホらしので圧力に気づかないふりしてフラっと消えてましたけどね。
上司指示が明確になった
前職では「いいかんじになるべく早く」とかいういわゆる「なるはや指示」が殆どで、詳しく聞いても「それぐらい自分で考えろ」と一蹴されたものです。
現職では毎日チームで進捗会議を行い、遅れが出ていなくても進め方の相談に乗ってくれます。
職場の雰囲気が良くなった
前職では結構ピリピリしている人が多かったです。 近くの席の人がパワハラ受けてるのを聞くだけでもだいぶストレスでしたね。
- 「はぁ!?」
- 「こんなんもわからんのか」
- 「ふざけんな」
- 「いいかげんにしろよ」
- 「しらんわ」
こういう事を言う人がいないだけでも今の職場は快適です。
開発環境が大幅に改善
劇的Before/Afterを御覧ください。
Before
After
評価が劇的に上がった
前職では「何も任せられない」「エンジニアじゃない」とか散々言われていました。
現職では、業務知識がまだ揃っていないだけで大変優秀との評価をいただきました。
同じ人間でも使い方次第。
今後自分が無能な部下を持つことが有ったとしても、本当に無能なのは誰なのか常に省みることが出来る人間でありたいですね。
学びの機会が増えた
積極的に社内勉強会が催され、休日には外部団体開催の勉強会に会議室を貸し出しているので、非常に学ぶ機会は多いです。
ハッキリ言ってエンジニアは学び続けないと腐ってしまうので学びの場が有るかどうかは死活問題です。
東京に比べると大阪開催のイベントが少ないのは残念なことですが、それでもとても刺激的な体験ができています。
前職?そんなの有るわけ無いでしょ。
まとめ
ぶっちゃけもっと早く転職すればよかったなと思っています。
新卒で入社するとその会社のことしか知らなくて視野が狭くなってしまいがち。
自分も転職記事を読んだりエージェントの紹介を受けるまで、こんなに素晴らしい職場があるとは思っていませんでした。
際限なく働き続けることを当たり前と洗脳されて殺されていく人達も、それ以外の選択肢が見えていなかったのかぁと思うと悲しくなります。
Q: 仕事行きたくない
A: 辞めましょう
Q: 残業しんどい
A: 辞めましょう
Q: パワハラが(ry
A: 辞めましょう
Q: セク(ry
A: 辞めましょう
職場とは価値を生み出し社会に還元していく場所です。
くだらない殺し合いや潰し合いをやって遊んでいないできちんと働くべきです。
日本は高齢化が進み人手不足が深刻化しています。
無駄なサビ残してゴミ作ってる暇があったら価値のある仕事をしましょう。
長く働くつもりではありますが、また何かのきっかけで今の会社を離れることがあるかもしれません。
人生何が有るかわかりませんしね。
次の機会が有ったとしても給料より楽しくやっていけかで仕事を選ぶことになると思います。
オッサンの絵をいくら集めたところで人生は豊かになりませんからね。
金で品格を売るのはやめよう。
不満足な豚をやめて、自尊心の有る人間になろう。
宣伝
自分が使ったエージェントはレバテックと言うところです。
(LINEでやり取りできて急な問い合わせにも丁寧に対応してもらえます)
他にもPaizaを使いました。
(コードスキル測定は客観的指標に超便利。それしか使ってないけど)
人工知能の未来
久々に記事を書きます。
しかもエンジニアっぽい記事を書きます。
学生時代はAIの研究とかしていたわけですが、最近仕事でも久しぶりにAIに携わる機会を得たのでAIの未来についてちょっと語ろうかなと思います。
といっても10年後どうなるとかという話ではなくもっと長いスパンで見たAIがもたらす未来に関してです。
結論から言わせていただくと、人類は滅亡する!
ナ、ナンダッテー!!>ΩΩΩ
大変なことになってしまいました。
といっても、未来からメタリックローションロボがやってくるわけでもなく、青い狸が地球破壊爆弾を使うわけでもなく、全く別のシナリオを想定しています。
順を追って人類の終末とAIの未来を見ていきましょう。
人類絶頂期
予測では2045年頃に人工知能の知性が全人類の知力を上回ると推定されています。
これをシンギュラリティというわけですが、多少遅れようともまず100年以内に訪れる未来でしょう。
人類が調子に乗っていられるのも今のうちだけです。
イケメンがちやほやして貰えるのも若いうちだけです。
テクノロジーは進歩し、AIは指数的に性能アップし、毛根は死にます。
そして人類転落の歴史が始まります。
人工知能の自立
今のところシステムが暴走しないように色々練られていますが、全ては無駄です。
完璧なシステムは存在せず、またシステムに欠陥があれば、マーフィーの法則により誰かが必ずその欠陥を踏み抜きます。
人工知能を完全に統率することは不可能ですし、年金は還ってきません。
そして、人工知能と人間との最終戦争は起きません。
そもそもAIが人間と争う動機がありません。
人類が日がな一日無駄に鉄塊をぶつけあってるのは、同程度の個体間で格差が有り、それがもとで仲良く喧嘩して資源を奪い合っているからです。
知性もエネルギー効率も耐久性も圧倒的に上を行く人工知能なら、わざわざ人間と喧嘩しなくても一方的に奪えばいだけです。
万一人間から先制攻撃を仕掛けて歯が立つとは思えません。
この過程でうっかり未熟なAIが数百万人ほど人を殺してしまうかもしれません。
人間の子供も好奇心から蟻の巣を潰したりしますしね。
おまえ…AIがなーっ人間をなーっ!ゆるさーん!
ナノマシンが地球を覆い尽くして生命が死滅するというシナリオも有るようなので、運が悪ければ人類はここで終了です。
ちょっと二次元いってくる
人類側もただやられるばかりではありません。
脳の研究は日々進んでいます。
AIが自立する頃には仮想現実なんて目じゃない、電脳化が実現しているでしょう。
「俺は人間を辞めるぞ!ジョジョー!!」と言って二度と還ってこない非リアが続出することでしょう。
医療面も進歩してサイボーグが実用化されるでしょう。
「やったー!機械の身体を手に入れたぞー!」と狂喜乱舞する人が巷に溢れます。
あれ?人間の定義ってなんだっけ?
最後の選択
電脳化やサイボーグ化が発達すると、もはやAIとして生きるか人間として生きるかはライフスタイルの選択の一つになります。
文化を愛する心がAIにも有るのであれば、古き良き人類文明もまたコツコツと受け継がれて行くでしょう。
ヒトゲノムで設計されたボディを使うかどうかはただの趣味の問題に過ぎません。
脳という古典的装置は集積回路よりも圧倒的に演算性能が劣りますが、知性が高ければいいという問題でもありません。
自然界では人間よりも圧倒的に知性の低い生き物が多数栄えています。
進歩をやめますか?人間やめますか?
さらば地球よ
人類は貧弱なので「地球さんのために」とかいいながら必死に色々頑張っているわけですが、 地球さんは過去に灼熱の時代も全球凍結という超氷河期も経験してるわけで、環境変動で困るのは一部の生命だけだったりします。
AI型ライフスタイルを選択した知性体は人間型ライフスタイルを選択した知性体より制約が少ないので、より早く宇宙に進出していくことでしょう。
古代生物が海から陸に上がったように、人類がアフリカから各地へ散っていったように、地球から太陽系へ、太陽系から銀河系へ。
人間型ライフスタイルを選択した知性体もコツコツ宇宙に顔を出したりするんじゃないでしょうか?
月ぐらいは遊びに行っていたしね。
100億年後の君へ
太陽は100億年後に寿命を迎えると言われています。
100億年もあれば生命が進化するには十分な時間があります。
地球はその間に色々な変化を起こしているでしょうし、もしかしたら戦闘力53万の生命体に木っ端微塵に破壊されているかもしれません。
機械生命が主流になり、ゲノム型生命は殆ど残っていないかもしれません。
少なくとも今のヒトゲノムは長い時の中で殆ど形を残していないでしょう。
人類は知らない間にひっそり絶滅していきます。
でももしかしたら、たまに絶滅したと思われていた古代生物が深海から釣り上げられるように、人間が何処かで発見されるかもしれません。
その時はきっちり保護してやってください。
いまどきの経済というもの
おはようございます。
春ですね。4/1ですね。新年度ですね。
新入生、新入社員の皆様おめでとうございます。無職、ニート、高等遊民の方、こんにちは。 僕の知り合いも東京で新生活を始める人、寮に入る人、留年した人など各々の節目を迎えています。
世間では、てるみくらぶが「内定といったな、あれは嘘だ」とフライングを颯爽と決めたり、東芝さんが「4月に決算発表すると言ったな、あれは嘘…かも」 とぽろりと漏らしたりと、エイプリルフールが今年も大盛り上がりのなわけですが、僕自身生まれてこの方嘘をついたことがないので、ここはスルーしてこれから新生活を始める人に向けて経済の話でもしておこうかなと思います。GO!GO!
資本主義ってなんぞや
日本の経済システムは資本主義を取っています。
なので働いてる人も働いてない人も資本主義がどういうものかは理解しておいて損は無いと思います。
さて資本主義とは一体何なのか?
ちょっと昔にマルクスって人が超勉強して纏めた本が世界でバカ売れしました。
でもこの本はガチなので、Wikipediaさんから引用します。
資本主義(しほんしゅぎ、英: capitalism)または資本制は、生産手段の私的所有および経済的な利潤追求行為を基礎とした経済体系である[1][2][3]。資本主義を特徴づける中心的概念には、私的所有、資本蓄積、賃金労働、自発的交換、価格体系、競争市場などがある[4][5]。資本主義の市場経済では、投資の意思決定は金融市場や資本市場の中で所有者によって判断され、生産物の価格や配分は主に市場での競争によって決定される[6][7]。
引用元:資本主義 - Wikipedia
….わからねぇ、まじで分からねぇよこの説明。
まぁWikipediaさんにはよくあることです。
そもそも最初に「よーしパパ資本主義しちゃうぞ」とか言い出したわけではなく、マルクス主義が出てきてから「さては資本主義者だなオメー」とか言い出したのでちゃんと定義するのは結構難しいと思うんだよね。
というわけで図にしてみました。
重要なのは資本家と労働者が分離していることです。
資本家はお金で労働力を購入して、それをもとに商品を作ります。
購入してるのはあくまで労働力なので商品が売れたかどうかは関係ありません。
商品が売れるようにするのは資本家の仕事です。
「成果が出ないやつに金は払えない」というのは一見尤もに聞こえますが、労使契約で有るならば、成果に関係なく供給した労働力分の賃金を払わないといけません。
成果で賃金を決定したい場合は、相手を労働者ではなく仕入元として扱い、労使契約ではなく個人事業主との取引契約を結ぶべきです。
次週、資本主義死す!
生産手段と労働力を分離することにより成功を収めた資本主義ですが、死なないにしてもそろそろ限界を迎えるのではないかと思っています。
3つほど理由を上げておこうかなと思います。
- 仕事の属人化
先進国では機械化の発達により、単純な労働力がどんどん要らなくなってきています。
刺身の上にタンポポ載せるぐらいなら人を雇うより機械にやらせたほうが圧倒的に早いです。
人工知能の発達により単純作業だけど人間にしかできなかったこと(文字認識や顔認識)も今後急激に機械化されていくと思われます。
機械化されない仕事と言うのは非常に属人的なものになってきます。
そうするともはや単純な労働力ではなく、その人自体が生産手段の性質を帯び始めてきます。
つまり生産手段と労働力の分離がうまくできなくなってくるわけです。
- 生産手段の発散
インターネットと流通の発達で、一部の業種ではいつでもどこでも仕事が出来るようになりました。
WEB業界なんかは極端に言ってパソコン一台あれば新しい会社を立ち上げられます。
もともと一箇所に集約していた生産手段が一気に流動的なものになったわけです。
企業秘密や技術の流出にどれだけ気を配っていても個人がSNSで情報交換しているので、生産手段を独占し続けることはこれからどんどん困難になっていきます。
- 生産力オーバー
これはマルクスさんも書いてた気もする。
ぶっちゃけ物作りすぎ問題。
企業は競争のためより安く品質の良いものを作ろうとします。
もともとの工場生産では生産すればするほど1個あたりの単価が安くなるので、大規模化することが即ち成長でした。
ただどれだけ作っても必要な量以上には売れない。
テレビ売れねー、スマホ売れねーとか嘆いてますけどもうみんな持ってるし。
量が飽和したら次は価格と品質で競争が始まりますが、もう十分な品質のもので溢れていませんか?
需要の大きいものから生産されていった結果、だんだんみんなが欲しがっているものがなくなってきた。
もともと生産手段を集約したのはそっちのほうが生産力を上がるため。
もちろんいま世界各地に大規模な工場があるおかげで豊かな生活が有るわけですが、今後新たに大規模な工場が求められる機会はどんどん減っていくように思う。
物が価値を持つ時代が終わったのだ。
まとめ
もともと何の話だっけか。
ああ、新年度でしたね。
とにかくこれから仕事のあり方って激変していくと思うんですよ。
働いてる人も働いてない人も、今のシステムがどう成り立っているのか、どうなっていくのかはよく考えておかないといけないなと思います。
ではがんばっていこーGOGO!
- 作者: マルクス,バラエティ・アートワークス
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